この記事でわかること:
- Soxai Ring 1.1の実際の使い心地
- スマートリング初心者が「睡眠計測メイン」で使う場合の評価
- 購入直後に出た2との違いと、1.1を使い続ける判断
- 育児中のパパが3ヶ月使ってわかったこと
TL;DR(3行まとめ)
- 睡眠計測に特化して使うなら、Soxai Ring 1.1は十分すぎる
- 装着感は最初だけ気になる。慣れたら存在を忘れるレベル
- 購入後すぐ2が出たのは悔しいが、1.1で十分と割り切っている
自己紹介:腰痛改善の次に睡眠改善を始めたパパエンジニア
都内のIT企業でエンジニアをしている30代男です。2025年5月に第一子が誕生した新米パパでもあります。
パーソナルトレーニングで腰痛改善に取り組みながら、次に気になったのが睡眠でした。「なんか疲れが取れない気がする」という感覚を数値化したくて、Soxai Ring 1.1を購入しました。
結果として、本当の睡眠時間が6時間38分しかなかったという事実が判明し、その後3ヶ月で7時間19分まで改善できました。(詳細はこちらの記事)
このレビューは、そんな「睡眠計測メイン」で3ヶ月使い続けたSoxai Ring 1.1リアルな評価です。
Soxai Ring 1.1の基本スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格 | 35,980円(本体のみ) |
| 月額料金 | なし(買い切り) |
| バッテリー | 最大9日間 充電時間は60~120(非接触NFCワイヤレス充電) |
| 防水 | IP68相当・10気圧防水 |
| 素材 | 外側:チタン 内側:合成樹脂 |
| 計測項目 | 睡眠・心拍数・血中酸素・体温・歩数など |
| サイズ | 12〜26号(全8サイズ) 厚み2.5mm 幅7.6mm |
| 重量 | 2.5g~3.2g |
| 購入方法 | SOXAIオンラインストア、Amazon等 |
| 発売日 | 2025年4月30日 |
なぜSoxai Ringを選んだのか
そもそもなぜスマートリングを買おうと思ったかは、睡眠データの記事で詳しく書いています。簡単にまとめると、「子どもが生まれてからちゃんと眠れている気がしない」という感覚を数値で把握したかった、というのが出発点です。
スマートリングの購入を決めたものの、候補はいくつかありました。睡眠トラッキング系で検索するとだいたい出てくるのはOura Ring。知名度・実績ともに文句なしのトップ製品です。
ただ、Oura Ringには月額サブスクリプションがかかります。本体を購入した上に、詳細データを見るために毎月費用が発生する仕組みです。
一方、Soxai Ringは買い切り型。本体代のみで全機能が使えます。
睡眠の傾向を把握したい、という用途に絞って機能を見比べてみると、Soxai Ringで特別足りないものが見当たらなかった。「Ouraの方が精度が高い」という声もありますが、医療機器として使うわけでもないし、傾向が掴めれば十分です。機能面でそこまで差がないなら、ランニングコストがかからない方を選ぶというシンプルな判断でした。
ちなみに日本製というのもほんの少し安心ポイント。
スマートウォッチと迷わなかったのか、という話もしておくと、これは比較的早い段階でリングに絞っていました。睡眠計測がメインの用途だとすると、寝るときに腕時計を着けたまま眠れるかどうかが問題になります。スマートウォッチで寝ると気になるという声をよく聞いていたので、指輪型の方が就寝中の違和感が少ないだろうという判断でした。
購入の流れ:サイジングキットが親切だった
指輪型デバイスを買う上で悩みポイントはサイズ選びです。
Soxai Ringは購入前にサイジングキットを無料で取り寄せられます。実際に模型リングを試してから本体を注文できる仕組みで、これはめちゃくちゃ助かりました。
普段は結婚指輪のみで、オシャレ指輪等を着ける習慣もないので、自分の指のサイズなんてわかりません。サイジングキットで「16号でちょうどいい」と確認してから注文できたので、サイズ違いのリスクなく購入できました。
3ヶ月使ってわかった良い点
1. 装着したまま寝るだけで計測が完了する
これが一番大事です。
以前はスマホアプリで睡眠計測を試していましたが、「寝る前にボタンを押す」という一手間が続かなかった。育児中は子どもを寝かしつけながら自分も寝落ちすることが多く、ボタンを押す余裕がない。
Soxai Ringは指に着けているだけで自動計測してくれます。習慣化のハードルがほぼゼロ。寝るときに指輪をつけてて気になることはありません。スマートウォッチだと寝るときに気になるみたいな意見を聞いたりするけど、指輪ならモーマンタイ。
2. 覚醒時間が可視化された
従来のアプリはベッドに入ってから起きるまでの時間を「睡眠時間」としていました。
Soxai Ringは寝入る前のリラックスもぞもぞタイム、夜中に目が覚めた時間(覚醒時間)を差し引いた、本当の睡眠時間を計測してくれます。
夜泣き対応で起きている時間含めそのままデータに現れるので、「睡眠の実態」が正直に見えます。「8時間ベッドにいたけど、本当の睡眠は6時間38分だった」という事実を突きつけてくれたのはこの機能のおかげです。
3. データと感覚が一致している
睡眠計測デバイスで気になるのは精度です。
3ヶ月使った感覚として、アプリのデータと翌朝の体感がだいたい一致しています。「夜中に何度も目が覚めた」と感じた日は覚醒時間が長く記録されているし、「よく眠れた」と感じた日は深い睡眠の割合が多い。
完全に正確かどうかは医療機器でもないし観察されたわけでもないので断言できませんが、傾向を掴む用途には十分信頼できると感じています。
4. アプリが改善され続けている
使い始めた当初、アプリのデータ同期がかなり遅かったです。同期完了と表示されてから実際にデータが画面に反映されるまで時間がかかっていました。
3ヶ月経った今はかなり改善されました。UIも変わっていて、使いやすくなっています。スタートアップらしく、アップデートを重ねて改善されている感じが伝わってきます。
アプリでは睡眠時間・覚醒時間・睡眠ステージの内訳をこんな感じで確認できます。
データの活用方法や画面の見方については、別記事で詳しく解説する予定です。
3ヶ月使ってわかった悪い点
1. 指との間に水が入って蒸れる
100m防水なので手洗いもシャワーも着けたまま使えます。が、指とリングの間に水が入ってしまい、乾きにくい。そのまま放置すると蒸れて不快です。手を洗ったりしただけでも水は入るので、気になります。
対策は簡単で、外して拭いてから再装着するだけ。ただ、「着けっぱなしでOK」と思っていると少し面倒に感じます。
2. 握る動作で他の指に干渉することがある
リングに厚みがある分、握る動作をするときに隣の指に当たって痛いことがたまにあります。
慣れると気にならなくなりますが、完全になくなるわけではない。指輪という構造上どうしようもない部分でもあるので、割り切りが必要です。結婚指輪と同じで「指輪はそういうもの」という感覚です。
3. アプリが月別の睡眠ステージ集計を出してくれない
睡眠時間の月別平均はアプリで確認できます。
ただ、「深い睡眠が月平均で何分か」「レム睡眠はどう推移したか」といったステージごとの月別集計は表示されません。
私はこれが気になったので毎日スプレッドシートに転記して自分で集計しています。自分で作れるから問題ないんですが、データを活用したい人には少し物足りないかもしれません。
購入直後に2が出た話
Soxai Ring 1.1を買ってから割とすぐに、Soxai Ring 2 が発売されました。
正直、悔しかったです(笑)
主な違いは以下の通りです。
| 項目 | 1.1 | 2 |
|---|---|---|
| バッテリー | 最大9日間 | 最大14日間(約1.5倍) |
| 厚み | 3.0mm | 2.7mm(薄くなった) |
| 重量 | 2.5g~3.2g | 2.1g ~ 2.7g(軽くなった) |
| センサー精度 | 標準 | 向上(独自センサー搭載) |
| 価格 | 35,980円 | 39,980円 |
バッテリーが1.5倍になったのと、厚みが薄くなったのは正直羨ましい。
ただ、1.1で十分と割り切って使い続けています。理由は、私の使い方が「睡眠計測メイン」だから。3日に1回の充電ペースで今のところ問題ないし、計測精度も体感と一致している。わざわざ買い替えるほどの差ではないと判断しました。
これから購入するなら、厚みが薄くなっているという理由で素直に2を選ぶと思いますが、スペックだけ見ると劇的な変化があったとは思えなかったです。
私の使い方:睡眠計測に特化
Soxai Ringは睡眠以外にも心拍数・血中酸素・歩数なども計測してくれます。
ただ正直に言うと、睡眠計測以外はほぼ見ていません。
- 心拍数・血中酸素:データは見るけど特に何かに活かしていない
- 歩数:スマホで十分、むしろスマホの方が歩いているときに確実に持ち歩いている
- 運動計測:トレーニング中は外しているので使っていない
日中は充電のためにリングを外していることもあります。なので実質「夜の睡眠計測デバイス」として使っているのが現実です。
それで十分元が取れていると感じているので、使い方の期待値は「睡眠特化」に設定しておくのが正直なところです。
充電について
バッテリーは3日に1回程度充電しています。
スペック上は最大9日間となっていますが、あくまで理論値ですね。実際に使っていると3~4日が限界です。
充電のタイミングは朝起きた時にアプリでバッテリー残量を確認して、少なくなっていたら充電器に置く、という流れ。充電しながら仕事して、寝る前に再装着します。
充電自体は1〜2時間程度でフルになるので、日中や、夜お風呂に入る前に外して充電すれば、その日の夜の計測には間に合います。
費用まとめ
本体価格: 35,980円 月額料金: なし サイジングキット: 無料
Oura Ringなど海外製品は本体価格に加えて月額料金がかかるものもあります。Soxai Ringは買い切りなので、長く使うほどコスパが良くなります。
こんな人におすすめ
おすすめできる人
- 睡眠の質を数値で把握したい人
- スマートウォッチが睡眠中に邪魔だと感じている人
- 継続的な計測を習慣化したい人(自動計測が楽)
- 日本製であることを重視する人
慎重に検討すべき人
- 運動計測・歩数管理がメインの人(スマートウォッチの方が向いているかも)
- データの月別集計を細かく分析したい人(アプリの集計機能が限定的)
- 予算を抑えたい人(3.5万円はそれなりの投資)
まとめ:睡眠計測メインなら十分な選択肢
3ヶ月使った結論として、睡眠計測に特化して使うなら Soxai Ring 1.1は十分な選択肢です。
「着けるだけで自動計測」という手間のなさが、育児中の忙しい毎日でも継続できた一番の理由でした。
データが計測できることで、「本当の睡眠時間が6時間38分しかなかった」という事実に気づき、改善に向けて動けた。計測できていない問題は解決できない、というエンジニア的な考え方が、健康管理にも当てはまると感じています。
これから購入するならSoxai Ring 2を検討するのが正直なおすすめです。バッテリーと薄さが改善されているので、より快適に使えると思います。1.1の価格がそれほど下がっていないなら2で良いかなと思います。
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最終更新: 2026年4月
腰イタスギルパパエンジニア
30代デスクワークエンジニア、育児パパ。腰痛改善をきっかけに睡眠・トレーニング・デスク環境などデータドリブンで健康最適化中。グラニフの「ナガスギルイヌ」Tシャツコレクター。