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新米パパエンジニアがSoxai Ringで気づいた「本当の睡眠時間」【3ヶ月データ公開】

🐕腰イタスギルパパエンジニア
約6分
新米パパエンジニアがSoxai Ringで気づいた「本当の睡眠時間」【3ヶ月データ公開】

この記事でわかること:

  • Soxai Ringで「本当の睡眠時間」が可視化できた話
  • 夜泣き対応がある中での睡眠の実態
  • 私が実践している睡眠改善の3つのこと
  • 3ヶ月で睡眠時間が6時間38分 → 7時間19分に改善した記録

TL;DR(3行まとめ)

  1. 7時間は寝ているつもりだったが、Soxai Ringで計測したら「本当の睡眠時間」が6時間38分しかなかった
  2. 夜泣き対応がある中でも、3つの習慣で7時間19分まで改善
  3. 睡眠の質を上げるより、まず「本当の睡眠時間」を把握することが先だった

自己紹介:腰痛で始めた健康管理が、睡眠まで広がった話

はじめまして。都内のIT企業でエンジニアをしている30代男です。

エンジニア歴約9年、1日10時間以上座りっぱなしのデスクワーカー。そして2025年5月に第一子が誕生した新米パパです。

前回の記事では、パーソナルトレーニングで腰痛を改善した話を書きました。腰痛スコアが6/10 → 4/10に改善して「データで健康管理するのって面白いな」と気づいたわけですが、次に気になったのが睡眠でした。

子どもが生まれてから、ちゃんと眠れている気がしない。

でも「気がしない」だけで、実際どのくらい眠れているのか、数値で把握できていなかった。そこでSoxai Ringを使って計測を始めることにしました。

なぜSoxai Ringで睡眠計測するのか

そもそもSoxai Ringってなんやねんって話で、スマートリングと呼ばれるものです。指輪型のデバイスで、スマートウォッチの簡易的なものみたいなイメージです。その中で、日本製スマートリングであるSoxai Ringを選んでみました。

従来の睡眠計測は続かなかった

以前にも睡眠管理のスマホアプリで睡眠計測を試したことがあります。でも結局続きませんでした。

理由は2つ。

1. 寝る前に「計測開始ボタン」を押すのが面倒

育児中は子どもを寝かしつけながら自分も寝落ちすることがよくあります。ボタンを押す余裕なんてない。普通に忘れることもあるしデータを継続して取るのが案外難しい。

2. 計測できていない日があると習慣化しない

1日抜けると「まあいいか」になって、そのまま終わり。これを何度も繰り返しました。

Soxai Ringは「勝手に計測してくれる」

Soxai Ringは、というか、スマートリングであれば指に装着しているだけで、睡眠状態を自動で検知して計測してくれます。ボタンも何もない。

これだけで「計測するのが面倒」という問題が消えました。

「覚醒時間」が可視化された

一番大きかったのはここです。

従来の睡眠管理アプリは、自分がベッドに入ってから起きるまでの時間を「睡眠時間」としてカウントしていました。でも実際には、夜中に目が覚めていたり、うとうとしている時間があります。

Soxai Ringはその「覚醒時間」を差し引いた、本当に睡眠状態だった時間を計測してくれます。

「8時間ベッドにいたから8時間寝た」ではなく、「実際に眠れていたのは6時間38分だった」という事実を突きつけてくれたわけです。

衝撃の事実:「本当の睡眠時間」は6時間38分しかなかった

計測を始めた2025年10月のデータです。

平均睡眠時間
2025年10月6時間38分

厚生労働省の推奨睡眠時間は、成人の場合は6時間以上。6時間以上は睡眠できていました。

ただ、睡眠研究の世界的権威である柳沢正史氏(筑波大学教授)は、自身の最適な睡眠時間として「0時から7時(7時間)」を掲げています。個人差はあるが、大半の成人は7〜8時間の睡眠が必要であり、短時間睡眠(ショートスリーパー)は極めてまれであると指摘しています。

「なんか疲れが取れない」「昼間眠い」という感覚の正体がこれなんじゃないかと思いました。数値で見えると、対策を取る気になります。

スプレッドシートで睡眠ステージも記録

Soxai Ringのアプリは睡眠ステージというのも計測してくれます。

心拍数や心拍変動(HRV)のパターンに基づき、浅い睡眠、深い睡眠、およびレム睡眠の状態を推定します。

↑Soxai Ringのヘルプページからの引用

これらのバランスが健康維持に関わってくるらしいです。レム睡眠ノンレム睡眠というのは聞いたことあったが、ノンレム睡眠の中で浅い深いがあるのは知らなかったです。

↑こんな感じで日ごとに見れます

ただ、Soxai Ringのアプリで睡眠ステージの月別集計は出してくれなかったり、過去のデータを遡るのが若干しんどかったりするので、毎日スプレッドシートに転記しています。充電しっぱなしでつけ忘れたとかで計測できなかった日は概算値で補完。

10月のデータを見ると、こんな内訳でした。

指標10月平均割合
全就床時間7:39-
睡眠時間6:38-
入眠潜時0:14-
覚醒時間1:01-
レム睡眠1:4325.9%
浅い睡眠3:1047.7%
深い睡眠1:4827.1%

就床時間は7時間39分あるのに、覚醒時間が1時間もあるという実態を可視化できました。これがスマートリングで睡眠をちゃんと計測したことの効果ですね。自分では8時間弱寝たつもりでも実際は7時間にも満たないことが判明しました。深い睡眠の割合が27%となっていて、これが20%を超えているとよく寝れてちゃんと回復できているなという感覚はありました。平均したらよく寝れていますね。

なので私の場合は全体の睡眠時間をもう少し増やしてみようと思いました。

ちなみにアプリで月別レポートが見れるのですがこんな感じ。

普段やっている睡眠環境づくり:Nature Remoで照明を自動制御

睡眠の計測を始める前から続けていることがあります。

スマートホームデバイスのNature Remoを使って、19:30になったら照明が自動で暗くなるように設定しています。

なぜこれをやっているか

人間の体は、暗くなると眠くなるように設計されているらしい。夜に明るい照明を浴び続けると、脳が「まだ昼間だ」と認識してしまい、眠くなりにくくなる。

19:30以降に照明を暗くすることで、自然に眠気が来やすくなります。子どもの寝かしつけが21:00〜22:00ごろなので、そこに向けて体を準備させるイメージです。

設定は一度やれば自動なので、手間ゼロ。

11月から追加した改善策:湯船と就寝時間の前倒し

10月のデータを見て、実際の睡眠時間は6時間38分であることが発覚し「覚醒時間を除いた睡眠時間7時間以上を目指してみよう」と思い、11月から2つのことを意識的に変えました。

1. 湯船に浸かる

冬になって寒くなってきたのもあり、シャワーだけでなく湯船に浸かるようにしました。

体が温まって、その後体温が下がるタイミングで眠くなる。これも睡眠の質を上げる定番の方法です。

特別なことは何もしていません。38〜40℃のお湯に10〜20分浸かるだけ。

自分だけだと家の湯船にお湯をためるなんて習慣はないんですが、妻がこの時期は特にですがお風呂を溜めてくれるので本当にありがたいです。

2. 就寝時間を早める

単純に、寝る時間を早めました。

育児中は寝かしつけが終わって「ようやく自分の時間だ」となりがちで、つい遅くまで起きてしまいます。でも10月のデータを見て、これをやめることにしました。あとはベッドに入ってからスマホで漫画を読んだりするのも極力抑えるように心掛けました。

「自分の時間」より「睡眠時間」を優先する。データが可視化されたことで決断できました。

3ヶ月のデータ公開

上記を試し始めた11月・12月の変化です。

睡眠時間の推移

平均睡眠時間変化
2025年10月6:38計測開始
2025年11月6:48+10分
2025年12月7:19+31分

3ヶ月で約30分改善できました。

睡眠ステージの推移(スプレッドシート集計、補完値含む)

睡眠時間深い睡眠レム睡眠覚醒時間
2025年10月6:381:481:431:00
2025年11月6:481:531:491:41
2025年12月7:192:161:470:58

11月の覚醒時間が増えた理由

11月の覚醒時間が1時間41分と突出して多くなっています。

正直に書くと、11月は飲み会が多かったです。忘年会シーズンだったり結婚式への参加があったり。アルコールは睡眠の質を下げることが知られていますが、データでもそれが出た形になりました。

飲み会の翌日は覚醒時間が明らかに長い。「なんか眠れなかった」という感覚がデータで可視化されるのは、なかなか衝撃的でした。お酒は睡眠に良くないというわかりきった事が可視化されて笑いました。

12月が一番良かった理由

飲み会が減ったのと、湯船の習慣が定着したのと、就寝時間が安定したのが重なった月です。深い睡眠も2時間16分と3ヶ月で最長でした。

費用

Soxai Ringの費用

Soxai Ringは他のスマートリングとは違い、月額サブスクリプション型ではなく買い切り型で、本体購入後に月額料金がかかりません。私が買った時は今出ているSoxai Ring 2が出ていなかったので1.1を買いました。

本体価格: 35,980円 月額料金: なし

Nature Remoの費用

本体価格: 5,980円(Nature Remo mini 2) 月額料金: なし(基本機能は無料)

ROI的な側面

数値で出しにくい部分がほとんどですが、個人的には十分ペイしていると感じています。

睡眠時間が1時間増えたことの価値

睡眠不足は集中力・判断力・気分に影響します。エンジニアの仕事は頭を使う仕事なので、睡眠の質が仕事のアウトプットに直結します。

1時間分の生産性向上を時給換算すると、数ヶ月で元が取れる計算になります。(かなり主観的な計算ですが)

育児への影響

これも数値化できないですが、睡眠が足りていると育児への余裕が違います。睡眠不足のまま夜泣き対応するのと、7時間以上寝た状態でするのとでは、精神的な余裕がまったく違う。

まとめ:「眠れている気がしない」を数値化することから始めた

子どもが生まれてから「なんか疲れが取れない」と感じていましたが、原因は「本当の睡眠時間が6時間38分しかなかった」という事実でした。

Soxai Ringがなければ、この数値を把握することはできなかったと思います。

3ヶ月でやったこと

  1. Soxai Ringで計測を習慣化(自動なのでほぼ手間ゼロ)
  2. Nature Remoで19:30に照明を自動で暗くする(設定したら手間ゼロ)
  3. 湯船に浸かる + 就寝時間を早める(意識的な行動変容)

数値の変化

  • 睡眠時間: 6時間38分 → 7時間19分(+31分)
  • 深い睡眠: 1時間48分 → 2時間16分(+28分)

完全に解決したわけではなく、夜泣き対応がある日は睡眠不足になります。でも「把握できている」状態は「把握できていない」状態より、はるかに対策が取りやすい。また慢性的にならないことも重要です。

ログが取れていないエラーは解決しようがないように、睡眠も、まずは計測することが重要でした。

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最終更新: 2026年4月

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腰イタスギルパパエンジニア

30代デスクワークエンジニア、育児パパ。腰痛改善をきっかけに睡眠・トレーニング・デスク環境などデータドリブンで健康最適化中。グラニフの「ナガスギルイヌ」Tシャツコレクター。